記事のポイント
- アニメ『HUNTER×HUNTER』で幻影旅団が登場する回は何話から?
- クモの団長クロロの登場回は何話?
- 幻影旅団の登場回を漫画(原作)で読むなら何巻から何巻まで?
『HUNTER×HUNTER(ハンターハンター)』の作中において、絶対的なカリスマ性と危険な魅力を放ち、作品史上最も高い人気を誇るA級首の盗賊集団「幻影旅団(通称:クモ)」。彼らが織りなす緻密な心理戦や、各々の特殊能力「念」を駆使したダイナミックな戦闘は、放送から長い年月が経った現在でも多くの視聴者を熱狂させてやみません。
しかし、これから作品に触れようとする新規視聴者や、名シーンをもう一度振り返りたいファンにとって、「結局、アニメで幻影旅団が登場する回はどこから見ればいいのか?」という疑問は大きな壁となります。本作は1999年に制作された旧シリーズと、2011年に再始動した新シリーズの2つの系譜が存在し、さらにOVAや劇場版など映像形態が多岐にわたるため、視聴環境の全貌を把握するのが非常に困難だからです。
本記事では、そんな複雑な映像化の歴史を紐解き、1999年版・2011年版の両シリーズにおいて幻影旅団が本格的に活躍する話数を網羅的に解説します。さらに、「団長クロロの伝説の戦闘シーンをすぐに見たい」というピンポイントな要望を満たすエピソード情報や、漫画における幻影旅団の登場回の巻数、そして現代の主要なVOD(動画配信サービス)での視聴方法に至るまで、客観的なファクトに基づく完全なデータベースとしてお届けします。
アニメ『HUNTER×HUNTER』で幻影旅団が登場する回は何話から?
アニメ版『HUNTER×HUNTER』の歴史は、大きく分けて日本アニメーションが制作を担当した「1999年版(通称:旧ハンター)」と、マッドハウスが制作を担当した「2011年版(通称:新ハンター)」の2つに大別されます。制作時期と監督が異なるため、物語の進行テンポや演出のアプローチが大きく異なり、当然ながら旅団が登場する話数にもズレが生じています。
ここでは、それぞれのシリーズにおいて幻影旅団がメインとなる「ヨークシンシティ編」を中心に、具体的な登場話数を解説します。
2011年版(新アニメ)で幻影旅団が登場する回の一覧
現代の視聴環境において最もアクセスしやすく、全148話という長大なスケールで物語を描き切った2011年版シリーズ。本シリーズにおいて、幻影旅団が本格的な脅威として物語の表舞台に姿を現すのは、第39話「ネガイ×ト×チカイ」からです。
ここから第58話「ヒキギワ×ノ×ヒキギワ」までの約20話にわたり、世界中のマフィアが終結する大都市ヨークシンを舞台に、旅団の無慈悲な略奪と、同胞の眼球(緋の眼)を奪われた主人公クラピカの凄絶な復讐劇がスピーディーに展開されます。2011年版はデジタルアニメーション特有の滑らかでダイナミックな作画が特徴であり、特に第47話でのウボォーギン対クラピカの死闘などは、現代の視聴者の目にも色褪せないアクションシーンとして高く評価されています。
さらに、ヨークシン編を終えた後の物語後半、「キメラアント編」においても幻影旅団は重要な役割を果たします。第96話「ムホウ×ナ×ホーム」および第97話「ゲキトウ×デ×ゲキメツ」では、旅団メンバーの故郷である「流星街」に巣食ったキメラアントの女王ザザンの勢力に対し、フェイタンをはじめとするメンバーが単独討伐に赴く局地戦が描かれます。ヨークシン編では見られなかった各メンバーの新たな念能力が次々と披露される、ファン必見のエピソード群です。
1999年版(旧アニメ)で幻影旅団が登場する回の一覧
一方、コアなファンから「原作のダークな空気感を完璧に再現している」と今なお熱狂的な支持を集め続けているのが、古橋一浩監督が指揮を執った1999年版TVシリーズです。
本シリーズにおいて幻影旅団編が幕を開けるのは、第51話「蜘蛛×ヨークシン×全員集合」となります。1999年版の最大の特徴は、セル画を用いたアナログアニメーション特有の重厚な質感と、ギャング映画やサスペンス映画を彷彿とさせるコントラストの強い照明演出、そして恐怖や狂気を煽る秀逸な音響効果にあります。ニューヨークをモデルとしたヨークシンの夜の街並みに潜む旅団の姿は、まさに「裏社会の怪物」と呼ぶにふさわしい不気味さをまとっていました。
なお、1999年版のTVシリーズは第62話で一旦の放送終了を迎えますが、ヨークシン編の物語自体はそこで完結していません。その直接的な続編として制作された『HUNTER×HUNTER(OVA)』シリーズ(全8話)において、クラピカとクロロの息を呑む交渉戦や、パクノダの自己犠牲といった物語のクライマックスが描かれています。旧作で旅団の結末を見届けるためには、このOVAシリーズの視聴が不可欠となります。
新旧アニメの違いとおすすめの視聴順
「結局、新旧どちらのシリーズから見ればいいのか?」という疑問に対しては、視聴者が映像作品に何を求めるかによって明確な最適解が存在します。
【2011年版がおすすめな人】
- タイムパフォーマンスを重視する方
- 現代的でテンポの良いストーリー展開を好む方
- 物語の後半(キメラアント編や選挙編)までを一つの統一された作画・キャストで一気に見通したい方
【1999年版がおすすめな人】
- 作品の芸術性や重厚な演出を深く味わいたい方
- 単純な勧善懲悪ではない、アンチヒーローとしての旅団の暗部や心理描写に惹かれる方
- 90年代後半〜00年代初頭の、セル画アニメ黄金期の質感を愛する方
初めて『HUNTER×HUNTER』に触れる方であれば、まずはVODで手軽にアクセスできる2011年版から視聴を開始し、物語の全体像を把握するのが王道のアプローチです。
その後、幻影旅団という存在に魅了され、「あのエピソードを別の演出でも見てみたい」と感じた際に、1999年版を掘り下げるという視聴ルートが、最も作品の世界観を堪能できるステップと言えるでしょう。
団長クロロの登場回は何話?名シーンや戦闘回をピックアップ
幻影旅団という組織のシンボルであり、圧倒的なカリスマ性を持つ団長・クロロの登場回は物語の中でも屈指の名シーンが多く、彼の初登場時や共闘シーンを楽しみにしている視聴者は少なくありません。
他者の念能力を盗み、自らの手札として自在に操る「盗賊の極意(スキルハンター)」という特異な能力、そしてオールバックの髪型に額の十字架の刺青という強烈なビジュアルは、多くのファンを魅了しました。ここでは、クロロの魅力が爆発する具体的なエピソードをピックアップして解説します。
クロロがアニメに初登場する回と漫画の巻数
実際にクロロがアニメの何話から本格的に動き出すのか疑問に思う方に向けて解説すると、2011年版アニメでは第41話「ヒホウ×ノ×シュウゴウ」で初めてその姿を現します。
世界中の財宝が集まるヨークシンシティの地下競売を襲撃するため、長らく顔を合わせていなかった旅団のフルメンバーが廃ビルに集結するシーンです。ここでクロロは「地下競売のお宝を丸ごといただく」というシンプルな、しかし極めて危険な強奪指令を静かに下します。なお、1999年版アニメでは第51話、漫画の単行本では8巻にこの初登場シーンが収録されています。
クロロvsゾルディック家!伝説の戦闘回を詳しく解説
クロロの登場回を網羅したい方は、アニメの何話で彼の念能力「盗賊の極意(スキルハンター)」が本格的に披露されるのかを事前に把握しておくことで、より深く作品の世界観に没入できるでしょう。
クロロの戦闘力を図る上で絶対に外せないのが、伝説の暗殺一家・ゾルディック家の当主シルバと、その父ゼノとの一騎討ち(実質的な1対2)を描いたエピソードです。2011年版では第52話「シュウゲキ×ト×ショウゲキ」(1999年版では第62話、漫画では11巻)に該当します。
暗殺のプロフェッショナルであるゼノ・シルバの猛攻に対し、クロロは盗んだ能力「不思議で便利な大マント(ファンファンクロス)」などを駆使して渡り合います。超一流の念能力者同士による、0.1秒の判断ミスが死に直結する極限の攻防は、全アニメシリーズを通しても最高峰の作画と演出で描かれたベストバウトの一つです。
ヒソカとの決着は?アニメ未放送のクロロ登場回(原作情報)
旅団に加入した偽装メンバーであり、純粋にクロロとの死合い(殺し合い)のみを渇望し続けていた奇術師ヒソカ。この二人の直接対決は、ファンの間で長年の悲願とされてきましたが、実は現在のアニメシリーズ(2011年版まで)では映像化されていません。
両者の決着は、物語がさらに進行した後の「天空闘技場」を舞台に描かれます。クロロが自身の能力に加えて、シャルナークやコルトピといった仲間の能力まで借り受け、ヒソカを完全に追い詰めるために構築した完璧な戦術は圧巻の一言です。この歴史的な死闘は、漫画の単行本34巻にまるごと収録されていますので、アニメの続きが気になる方は必読です。
幻影旅団の登場回を漫画(原作)で読むなら何巻から何巻まで?
アニメ版の視聴を終え、「冨樫義博先生の圧倒的な画力と、緻密なセリフ回しを直接テキストで味わいたい」と感じた方に向けて、漫画(原作コミックス)における幻影旅団の登場巻数を整理しました。
ヨークシン編(幻影旅団編)は単行本8巻〜13巻
漫画における幻影旅団の登場回は、主に単行本8巻から13巻にかけて展開されるヨークシンシティ編に集中しており、アニメ版の視聴後に原作を読み返したい方に最適です。
- 8巻〜9巻: 旅団の集結、地下競売襲撃、そしてウボォーギン対陰獣の圧倒的な武力衝突。
- 10巻〜11巻: ウボォーギンへの鎮魂歌(レクイエム)としてマフィアを蹂躙する旅団と、クロロ対ゾルディック家の激突。
- 12巻〜13巻: クラピカによるクロロの拉致と、情報処理・伝達を担うパクノダの壮絶な自己犠牲による決着。
アニメ版では表現しきれない細かな心理描写や、念能力の詳細なルール解説(制約と誓約など)は、テキスト情報の多い漫画版だからこそ100%理解できる要素です。
キメラアント編での旅団の動向(22巻)
また、ヨークシン編だけでなく、後半のキメラアント編において幻影旅団が登場する回を漫画で確認したい場合は、単行本22巻(流星街でのザザン討伐戦)に収録されています。
ウボォーギンの後釜として加入したイルミや、ヒソカの後釜として加入したカルト(ゾルディック家)の姿も確認でき、フェイタンの強力な念能力「許されざる者(ペインパッカー)」が炸裂する巻でもあります。
最新刊(33巻以降)で描かれる暗黒大陸・船内での激闘
そして現在、原作の最新章である「王位継承戦編」(単行本33巻以降)では、幻影旅団は過去最大の試練の渦中にあります。
新大陸を目指す巨大な超大型客船「ブラック・ホエール号」に密航した旅団メンバーたちは、死から復活し旅団全員の抹殺を宣言したヒソカの捜索を行っています。それと並行して、船内の裏社会を荒らすマフィア「エイ=イ一家」との抗争にも突入しており、残存メンバーの総力を結集した群像劇が展開されています。「ヒソカの標的となった彼らがどのような結末を迎えるのか」という点で、現在最も目が離せない展開となっています。
幻影旅団が登場する回をアマゾンプライムやVODで視聴する方法
アニメや漫画での登場回を把握したところで、実際に「どの動画配信サービス(VOD)を使えば視聴できるのか?」という疑問を解決します。視聴形態(1999年版か、2011年版か、劇場版か)によってアクセス可能なプラットフォームが完全に分断されているため、ご自身の目的に合わせたサービス選びが重要です。
Amazonプライムビデオでの配信状況と注意点
現在ご登録のアマゾンプライムで幻影旅団の登場回を視聴したい場合、対象となるのは2011年版のTVシリーズのみとなります。
幻影旅団が登場する回をアマゾンプライムで効率よく一気見するためには、ヨークシンシティ編がスタートする第39話「ネガイ×ト×チカイ」から再生を始めるのが最もおすすめの視聴ルートです。ここから第58話まで再生を進めることで、一気に旅団のエピソードを網羅できます。
ただし一つ注意点があります。アマゾンプライムを利用して幻影旅団の登場回を楽しむ際は、時期によって通常のプライム会費に加えて、追加チャンネル(「アニタイムズ」など)の有料登録が必要になる場合があります。視聴前に現在の見放題ステータスを必ず確認することを推奨します。
なお、Netflixでも2011年版のTVシリーズ全話が配信されていますが、無料お試し期間が設定されていないため、すでに会員である方におすすめです。
1999年版(旧作)を唯一視聴できるTSUTAYA DISCAS
この記事を読んでいる方の中には「サスペンス映画のような重厚な雰囲気が評価されている1999年版(旧作)が見たい」という方も多いでしょう。しかし、1999年版は現在、Amazonプライム、Netflix、U-NEXTなどを含む主要な定額制動画配信サービスすべてで「配信なし」となっています。
現在、1999年版の旧シリーズを適法に視聴できる唯一のルートは、TSUTAYA DISCASを利用したDVDの宅配レンタルのみです。「定額8ダブルプラン」などの契約には30日間の無料トライアルが用意されており、1999年版は「旧作」に分類されるため、無料期間中であっても制限に関わらずレンタルして視聴することが可能です。物理的なディスクが届くまでの時間はかかりますが、名作と名高い旧版の演出を味わうためには必須の手段となります。
劇場版『緋色の幻影(ファントム・ルージュ)』を配信しているサービス
2013年に公開されたシリーズ初の劇場版『劇場版 HUNTER×HUNTER 緋色の幻影(ファントム・ルージュ)』は、クラピカの失われた過去と幻影旅団との深い因縁に焦点を当てたストーリーです。(※本編で退団した元メンバーの「オモカゲ」も登場します)。
この劇場版作品はNetflixでは配信されていません。視聴環境としては、31日間の長い無料トライアル期間があり、新規登録時に付与される600円分のポイントを使って原作漫画の電子書籍等もお得に購入できるU-NEXTの利用が最も推奨されます。その他、DMM TV(14日間無料)、Hulu(無料期間なし)などでも見放題配信されています。
【FAQ】幻影旅団の登場回に関するよくある質問
読者の皆様が抱きやすい疑問を、一問一答形式でまとめました。
Q1:幻影旅団のメンバーが全員揃うのはアニメの何話ですか?
A1: 2011年版(新アニメ)では第41話、1999年版(旧アニメ)では第51話になります。漫画の原作では単行本8巻の終盤に該当し、団長クロロのもとにクセの強いメンバーたちが廃ビルに終結する名シーンです。
Q2:ウボォーギンvsクラピカの決着は何話で見れますか?
A2: 2011年版アニメでは第47話「セイヤク×ト×セイヤク」で決着がつきます。クラピカが旅団専用に用意した念能力「束縛する中指の鎖(チェーンジェイル)」の圧倒的な拘束力と、ウボォーギンの最期が描かれる作中屈指のハイライトです。
Q3:これから見始める初心者ですが、新旧どっちのアニメから見るのがおすすめですか?
A3: まずはAmazonプライムやNetflix等のVODで手軽にアクセスでき、全148話がまとまっている2011年版(新アニメ)から視聴を開始するのが王道です。物語の全貌を掴んだ後、「別の演出でも見てみたい」と深くハマった方は、TSUTAYA DISCASで1999年版をレンタルして、セル画ならではのダークな空気感を楽しむのが最も満足度の高いルートです。
まとめ:幻影旅団の登場回をマスターして作品を楽しもう
いかがでしたでしょうか。最後に、幻影旅団が本格的に登場するエピソード群について表で振り返ります。
| エピソード編 | 漫画(原作)の収録巻 | 1999年版アニメ(旧作) | 2011年版アニメ(新作) |
| ヨークシン編(メイン) | 単行本 8巻〜13巻 | 第51話〜第62話 ※その後OVAシリーズへ | 第39話〜第58話 |
| 流星街での戦い(ザザン討伐) | 単行本 22巻 | 制作なし | 第96話・第97話 |
| クロロ初登場 | 単行本 8巻 | 第51話 | 第41話 |
| クロロvsゾルディック家 | 単行本 11巻 | 第62話 | 第52話 |
単純な「悪役」という枠組みを超え、組織への深い帰属意識や複雑な人間模様を描き出す「幻影旅団」。彼らが織りなす緻密な心理戦とダイナミックな念能力バトルは、『HUNTER×HUNTER』という作品を語る上で欠かせない最大の魅力です。
本記事のデータベースを参考に、ぜひご自身の環境に最も適した方法で、彼らの圧倒的な活躍と物語の結末を見届けてください!

