記事のポイント
- ドンキ、ロフト、ドラッグストアで買える?
- ディアテックのシャンプーは普段使いできる?
- 容器や偽物の有無について
「美容室でトリートメントをした日はサラサラなのに、家だとなぜか再現できない…」 「高いシャンプーを使っているのに、髪が重たくベタつく…」
もしあなたがそんな悩みを抱えているなら、原因は髪の汚れではなく、髪に蓄積した「余計なもの(ビルドアップ)」かもしれません。
SNSや口コミサイトで「魔法の液体」「一度使ったら戻れない」と囁かれる、知る人ぞ知るプロ用製品『ディアテック カウンセリング プレシャンプー』。
しかし、このシャンプー、いざ買おうと思っても「どこにも売っていない!」と嘆く人が続出しています。「ドンキホーテにあるの?」「もしかして生産終了?」といった不安の声も少なくありません。
本記事では、この謎多き「0番目のシャンプー」について、販売店舗の実態から、なぜこれほどまでに成分解析界隈で絶賛されるのか、その科学的根拠までを徹底的に解説します。
ディアテック カウンセリングプレシャンプーはドンキホーテやロフトで売ってる?
まずは結論から申し上げます。多くの人が探し求めている実店舗での取り扱い状況について、独自調査を行いました。
【結論】ドンキ・ロフト・ドラッグストアでの取扱状況
残念ながら、『ディアテック カウンセリング プレシャンプー』は、ドン・キホーテ、ロフト、東急ハンズ、マツモトキヨシ等の一般的なバラエティショップやドラッグストアでは、基本的に取り扱いがありません。
「ドンキなら何でも売っているだろう」と思って店舗を回っても、徒労に終わる可能性が極めて高いです。
なぜ売っていないのか? それは、この製品が徹底した「サロン専売品(プロフェッショナルユース)」だからです。 本来、このシャンプーは美容室のバックヤードで、美容師がお客様の髪を施術(カラーやパーマ)する前に使用するための「業務用ツール」として開発されました。華やかなパッケージで消費者の目を引く必要がないため、一般小売店の棚に並ぶことを想定した流通ルートを持っていないのです。
稀にドン・キホーテの「ブランド並行輸入コーナー」などでサロン専売品がスポット入荷されることがありますが、ディアテックに関しては安定供給されている例はほぼ確認されていません。
「生産終了」という噂が流れる本当の理由
Google検索の候補に「ディアテック プレシャンプー 生産終了」と出てきて、不安になった方もいるかもしれません。
ご安心ください。生産終了はしていません。 2026年現在も、メーカーである株式会社deartech(ディアテック)の主力商品として現役で製造・販売されています。
では、なぜこのような噂が絶えないのでしょうか? 主な理由は3つあります。
- 実店舗で見かけないから 前述の通り、街中で見かける機会がゼロに近いため、「売っていない=無くなった」と勘違いされやすい傾向があります。
- パッケージがシンプルすぎる 業務用の詰め替えパウチ(1000ml)は、飾り気のない銀色のパッケージやシンプルな文字だけのデザインであるため、一部のユーザーには「古い在庫」のように見えてしまうことがあります。
- ネット在庫の一時的な変動 Amazonや楽天などの主要ECサイトで、人気のために一時的に在庫切れ(Sold Out)が発生すると、SNSですぐに「廃盤か?」と拡散されてしまう現代特有の現象です。
この製品は、美容業界の「ロングセラー」であり、むしろ近年の「成分解析ブーム」によって需要は拡大しています。廃盤どころか、その重要性は年々増していると言えるでしょう。
確実に購入できるのは「ネット通販」か「美容室」
確実に本物を手に入れる方法は以下の2つに限られます。
- 取り扱いのある美容室で購入する 最も安心ですが、在庫を置いているサロンを探すのは困難です。
- Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピング等のECサイト 現在、一般ユーザーが購入するメインのルートです。公式の直販サイト(D2C)は存在しないため、信頼できる代理店が出店しているショップを選ぶ必要があります。
なぜ人気?「0番目のシャンプー」の成分と効果を解析

「ただのシャンプーでしょ?」と思ったら大間違いです。 この製品が「カウンセリング」という名を冠しているのには、深い意味があります。それは、「髪をすっぴん(素髪)に戻さないと、本当の髪の状態(ダメージレベル)は診断できない」という美容師の哲学から来ています。
通常のシャンプーを「1番目のシャンプー」とするなら、これはその前に行う「0番目のシャンプー」。そのメカニズムを、成分解析の視点から紐解きます。
最強の洗浄成分「酸性石鹸」とは?
このシャンプーの最大の特徴は、「酸性石鹸(ラウレス-6カルボン酸Na)」という洗浄成分を主役にしている点です。
- 石鹸のパワー: 皮脂や油汚れを落とす力は、固形石鹸のように強力です。
- 酸性の優しさ: 通常の石鹸は「アルカリ性」で髪をキシませたり膨潤させたりしますが、これを「弱酸性」でも使えるように化学的に改良したのが酸性石鹸です。
つまり、「ガッツリ汚れは落とすのに、髪や頭皮への刺激はマイルド」という、矛盾する2つの要素を両立させた、非常に高価でレアな成分なのです。市販の安いシャンプーに使われる「ラウレス硫酸Na(強力だが刺激が強い)」とも、最近流行りの「アミノ酸系(優しいが洗浄力が弱い)」とも違う、第3の選択肢と言えます。
髪の「被膜(ビルドアップ)」を剥がすとどうなる?
現代人の髪は、知らず知らずのうちに「厚着」をしています。
- シャンプーやトリートメントに含まれるシリコーン
- スタイリング剤の樹脂・ポリマー
- ヘアオイルやバームの酸化した油分
- 水道水に含まれる金属イオン(カルシウム等)
これらが層のように重なった状態を「ビルドアップ(被膜蓄積)」と呼びます。ビルドアップした髪は、トリートメントを弾いてしまい、カラーの染まりも悪くなり、乾きにくく、ベタっと重くなります。
ディアテック プレシャンプーには、「オレンジ油(天然の溶剤)」と「トリイソステアリン酸PEG-20グリセリル(クレンジング成分)」が配合されています。これらが、頑固にこびりついたシリコーンやポリマーの被膜を「溶かして、浮かせて、剥がす」役割を果たします。
メイク落としでファンデーションを落とすように、髪のメイク(被膜)を完全にリセットする。これが「素髪化」です。
口コミで賛否両論?「キシみ」は成功の証
このシャンプーの口コミを見ると、必ずと言っていいほど「髪がバシバシになった」「キシんで指が通らない」という低評価を見かけます。 しかし、この製品において「キシみ」は失敗ではなく、大成功の証なのです。
- ぬるぬる=被膜がある状態 多くの市販シャンプーは、手触りを良くするためにシリコーンやポリマーを残します。
- キシキシ=被膜がない状態(素髪) 健康な子供の髪を思い出してください。濡れるとキュッとしていますが、乾かすとサラサラです。ディアテックで洗った後の「キシみ(Squeaky feel)」は、人工的なコーティングが全て剥がれ落ち、本来のキューティクルが露出したサインです。
この「キシみ」に驚いて使用をやめてしまうのは非常にもったいないことです。その後のトリートメントの吸着が劇的に良くなるための「準備完了」の合図だと捉えてください。
普段使いはNG?正しい使い方と頻度

「こんなに汚れが落ちるなら、毎日使えば最強の美髪になれるのでは?」 そう考える方もいるでしょう。しかし、結論から言うと「毎日の普段使い」には少し注意が必要です。
毎日使うとどうなる?推奨頻度は「週1〜2回」
このシャンプーは、通常の家庭用シャンプーとは比較にならないほどの「クレンジング力」を持っています。
- リスク: 毎日使用すると、髪や頭皮に必要な「最低限の皮脂(天然の保護膜)」まで取り去ってしまい、頭皮の乾燥やかゆみ、髪のパサつきを招く恐れがあります。また、ヘアカラー(特におしゃれ染め)の直後に連用すると、せっかく入れた色素まで洗い流してしまう「退色リスク」もあります。
- 推奨パターン: 基本的には「週1〜2回」のスペシャルケアとして使うのがベストです。「週末のリセット習慣」にするのが分かりやすいでしょう。
【例外:毎日使っても良い人】
- ハードワックスやスプレーを毎日ガチガチに使う男性
- 極度のオイリー肌(脂性肌)で、夕方には頭皮がベタつく人
- 美容室に行く1週間前(施術の入りを良くするため)
これ以外の方は、平日は「アミノ酸系などのマイルドなシャンプー」、週末は「ディアテック」という「シャンプーの2本使い」が、現代ヘアケアの最適解です。
効果を最大化する「放置時間」と「予洗い」
ただ洗うだけでは、このシャンプーの実力の50%しか引き出せません。100%活用するためのプロトコル(手順)を紹介します。
- 予洗いは3分間(最重要) シャンプーをつける前に、お湯だけで髪をしっかり流してください。実は、髪の汚れの7割はお湯だけで落ちます。ここで髪を温め、油分を緩ませておくことで、シャンプーの洗浄成分がビルドアップ汚れにダイレクトに届きます。
- 「泡パック」で1分放置 ここが最大のポイントです。泡立てて頭皮と髪全体を包み込んだら、すぐに流さずに1分間放置してください。 配合されている「オレンジ油」や「クレンジング成分」が固まったシリコーンや樹脂に浸透し、汚れを浮き上がらせるために必要な時間(ケミカル・タイム)です。
- 「キシみ」が出るまですすぐ ぬるつきがなくなるまで徹底的にすすぎます。指が止まるような「キュッ」とした感触(キシみ)が出たら、素髪化完了の合図です。
組み合わせるべきトリートメントの選び方
ディアテックで洗った後の髪は、完全に無防備な「すっぴん」状態です。遮るもの(被膜)がないため、トリートメントの成分が恐ろしいほど浸透します。
ここで安価なリンスを使っては意味がありません。このタイミングこそ、「今まで高くて効果が分からなかったリッチなトリートメント」を投入するチャンスです。
- おすすめの組み合わせ:
- 内部補修特化型トリートメント: ケラチンやコラーゲン配合のもの。
- システムトリートメント: 美容室で売っている集中ケアパック。
購入前の疑問解決:容器(ホルダー)や偽物の見分け方
ネット通販で購入ボタンを押す前に、物理的な問題と心理的な不安を解消しておきましょう。
1000ml詰め替え用の「ホルダー」はどうする?代用テクニック
ディアテック カウンセリングプレシャンプーは、基本的に「1000mlの詰め替えパウチ(リフィル)」という形態で流通しています。ボトル入りの販売は稀です。
- 専用ホルダーの存在: メーカー純正の専用カートリッジ(ホルダー)が存在しますが、別途購入する必要があり、価格も千円前後します。「シャンプー本体は安いのに、ケースが高い」という悩みどころです。
- 賢い代用テクニック: 多くのユーザーは、以下の方法で代用しています。
- 100円ショップの詰め替えボトル: ダイソーやセリアで売っている500ml〜600mlのポンプボトルを2本用意し、移し替えるのが最も経済的です。
- 「詰め替えそのまま」グッズ: パウチの注ぎ口に直接ポンプを挿し、吊り下げて使うタイプの社外品グッズ(三輝「詰め替えそのまま」等)を使用する。衛生的で最後まで使い切れるため推奨度が高いです。
大容量でコスパが良い反面、初回だけは「容器の準備」が必要であることを覚えておいてください。
偽物があるって本当?
口コミやQ&Aで見かけるのが、「届いた商品に製造番号が見当たらない。これって偽物?」という不安の声です。
結論から言うと、中身は「本物」である可能性が高いですが、「流通経路」としては非正規(グレー)です。
- なぜロット番号を消すのか? これは「身元バレ」を防ぐためです。メーカーはサロン専売品のネット横流しを禁止しています。ロット番号には「どこの問屋から、どの美容室に卸された商品か」という追跡情報が埋め込まれています。 販売店(横流しをしている業者や美容室)は、メーカーに特定されて取引停止処分を受けるのを避けるため、追跡コード部分を切り取ったり塗りつぶしたりして出荷する場合があります。
- 品質への影響は? 基本的には未開封の正規品であることが大半ですが、メーカーの正規保証は受けられません。また、保管状態が悪い古い在庫であるリスクもゼロではありません。
- どうすればいい? 「どうしても不安」という方は、定価で取り寄せ可能な美容室を探して購入することを強くお勧めします。 「消耗品だし、中身が本物なら安く買いたい」という方は、楽天やAmazonのショップレビューを確認し、「梱包が丁寧か」「回転率が良い(=在庫が新しい)店か」を判断基準にして選ぶのが賢い買い方です。
まとめ:ディアテックで「素髪」を取り戻そう
「ディアテック カウンセリング プレシャンプー」についての包括的な調査結果は以下の通りです。
- 入手方法: ドンキやロフトにはない。Amazonや楽天などのネット通販がメイン。
- 真価: 「酸性石鹸」と「オレンジ油」で、髪の厚着(ビルドアップ)を完全に脱がせる。
- 使い方: 毎日は使わない。週1回の「泡パック」でリセットし、良いトリートメントを浸透させる。
- 注意点: 100均ボトルなどの容器準備が必要。ロット番号削除品は業界の「必要悪」として理解して購入する。
髪がベタつく、トリートメントが効かない、スタイルが決まらない…。 その悩みは、髪質のせいではなく、単に「汚れが落ちきっていないだけ」かもしれません。
足し算のケア(高級オイルやバーム)にお金をかける前に、まずは引き算のケア(プレシャンプー)に千円ちょっと投資してみてください。被膜という鎧を脱ぎ捨てたあなたの髪は、驚くほど軽く、素直な輝きを取り戻すはずです。
「0番目のシャンプー」で、サロンクオリティの素髪体験を、今夜のお風呂から始めてみませんか?
